人は何を基準にして良し悪しを判断する?
今、お仕事でシステムの導入をするかしないかの検討をしている。
なので、依頼した会社さんには失礼だけれどもコンペという形をとらせてもらって、それでいろいろと情報を集めている。
その情報を判断する依頼側(ようはウチ)の年齢層は30歳~60歳とかなり幅が広い。
そこでちょっと面白いことが起こった。
依頼の本質は 「システム導入をして、そこから空きリソースを作れるようにしたい」 というのが根本。これは依頼側の共通意識。
数社の方がプレゼンをしてくれたのですが、その中の1社はとても綺麗な写真を使ってプレゼン。機能が豊富にあることをアピール。
もう1社はフロー図などを使ってのプレゼン。使う機能がこれですというのをピンポイントに説明。
導き出される結果は同じです。写真を使っているか、フローを使っているかの違いだけ。
評価が高かったのは、写真を使っていたほう。綺麗なイメージで作ったほうが評価が高かったのだ。ただ、それは高年齢層の方たちだけ。
30、40代の人は、フロー図によって業務のイメージが出来て、評価は高かった。
ヴィジュアルなのかインサイドなのか。
そこって、共通意識はあったとしてもそれをどういう風にするのかを考えているのか、考えていないのかによって変わってくるかな~と感じます。
実際に現場として活動するケースが多い40代の意見を尊重したほうがいいのに、結局写真でプレゼンしたほうが採用されました。
これで学んだことは1つ。
高年齢の方たちが決裁権を持っている場合は、中身よりもビジュアルで見せたほうがいい。
・・・・なんかうまく書けないけど個人的には表面的な部分しか判断されないんだなというのを体験した今日この頃です。